フリーランスがヒアリングで失敗しないための四つのコツ!

初めまして。株式会社蒼、代表取締役の船越(@ryota_funakoshi)です。
はWEBシステムやアプリのデザイン、またお客様の経営課題を伺ってのコンサルティング開発を行っている会社です。

さて、先日は「提案力を上げる5つのチェックポイント」と題した記事を書きました。

「フリーランスだけど仕事がない..」から脱却する、提案力を上げる5つのチェックポイント!

この中で第一に取り上げたのが「ニーズの理解力」です。
技術力があれば良い提案をできるとは限りません。
お客さんの課題を解決するような提案が良い提案です。
そのため、ニーズを正確に理解することこそが提案の基礎となります。

けれど、言うは易し行うは難し。
慣れていないとお客さんのニーズを汲み取ることは容易ではありません。
「はい、はい」と話を聞いているうちに、
「あれ、なんの話をしていたんだっけ?」
「本当に作りたいのはこんなものだったっけ?」
明後日の方向に行ってしまうことも珍しくありません。
私も駆け出しの時にはヒアリングで苦労しました。

そこで、この記事ではフリーランスがヒアリングで失敗しないための四つのコツを解説します。
私がデザイナーであるためデザイン寄りの内容にはなっていますが、同様にモノ作りを行うエンジニアの方にとっても役に立つ内容になっているかと思います。

「お客さんにヒアリングしたことないから不安・・・・・・」
「いつも打ち合わせがグダグダになっちゃう」
「納品したのに『思ってたのと違う!』って言われた」

こんな悩みを抱えている人は、ぜひご一読ください!

1.ゴールセッティングを初めに行う


まず初めにすべきなのは、ゴールの共有です。
サイトのペルソナや目的についてのヒアリングのみなのか、レイアウトやトーン&マナーの方向性の決定までしてもらうのか。
闇雲に話を始めていてはいけません。
「今日はこれについて持ち帰りたい」というゴールを最初にすり合わせ、打ち合わせをリードする必要があります。

例えば、デザインの作成の場合、大きな作業の流れは次のようになります。

  1. ペルソナ決め、ターゲット定義
  2. 参考デザインリサーチ(pinterstとかで)
  3. 機能、仕様決め(UIUXの場合)
  4. 案出しと方向性修正
  5. 納品
そのため、今どのフェーズにあり、今回の打ち合わせで決めるべきは何かを見定めてゴールセッティングをすることが大切です。

打ち合わせをもっと効率的に進めるコツは、事前にアジェンダを共有することです。
「とりあえず会いましょう」という時でも、「~について確認させて頂ければと思います。」など、どんな話をしたいか伝えておくとスムーズに事を進められます。
こういった細かい段取りの積み重ねが、「一緒に仕事をやりやすい」という感覚に繋がっていきます。
お客さんの時間を取る以上、強い目的意識を持ってムダなく打ち合わせをスタートできるようにしましょう。

MEMO
・打ち合わせの初めにゴールを共有するのがヒアリングの基本!
・今のフェーズに合わせて打ち合わせのゴールを考える!
・事前にアジェンダを確認すると話がスムーズに進む!

2.問題を整理する

ヒアリングで注意しておきたいのが、ヒアリングと愚痴聞きは違うということです。
お客さんは現状の問題を様々な語ってくれるかもしれません。
でも、それをただ聞いているだけではイマイチです。
聞き手側は、「それをどうやって解決するのか」という問題解決志向で聞く必要があります。

弊社はシステム開発も行っていますが、問題の整理と原因の特定は開発において特に重要になるものです。
お客さんの困りごとの中にはノイズが含まれることも珍しくありません。
そのため、冷静に話を聞いて、問題点を整理するとともに原因の分析を行います。
そして、本当に対処すべき原因への解決策を提示するのです。

ここで大事なのは、時には「NO」を言うことです。
「本当にその機能やデザインは必要ですか?」
というそもそも論からの問いかけが必要になることもあります。
これで「よく考えたらデザイン変える必要ないかも」と失注になったとしても構いません。
お客さんと WIN-WINの関係を築くことが、長期的にはお互いにとって良い信頼関係に繋がるからです。

「こんなものが欲しい」と言われて「わかりました!今すぐ作ります!」ではただの作業者です。
「モノをただ作るのではなく問題解決に貢献する」という意識でヒアリングするようにしましょう。

MEMO
・「愚痴聞き」ではなく、「問題解決志向」で話を聞く!
・必要のないデザインや機能には”NO”を言うことも大事!

3.実際にモノを見せる

さて、お客さんからヒアリングをして、ペルソナやイメージが聞き取れたとします。
でも、それだけで安心してはいけません。
デザインのヒアリングでは、絶対に言葉だけで終わらせず、具体的なイメージに落とし込むことが重要です。

例えば、「かっこいいデザイン」と言われたとしても、装飾の派手なきらびやかなデザインをかっこいいと思うのか、Appleのような洗練されたデザインを好むのかは人によって異なります。
なので、その「かっこよさ」の方向性についてヒアリングした後に、「例えばこういうデザインでしょうか?」とイメージを見せるのです。

この時、Pintarestにイメージを保存しておくと非常に便利です。
私はPintarestに様々なUIをカテゴライズして整理して打ち合わせに使っています。

また、相手から具体的なデザインの方向性が出てこない場合、ペルソナから逆算してデザインを提示するという方法が有効です。
「30代の男性でキャリア志向が強いサラリーマンを対象にしているメディアですと、例えばこんなサイトがあります」
と、お客さんの狙いに近いUIを複数見せることで、より具体的な話ができるようになります。

こうして複数案を出すと、「あなたはどれがいいと思いますか?」と聞かれることがしばしばあります。
なので、デザインを複数見せるときには「私はこれがいいと思います。なぜなら~」と、自分の意見と根拠をはっきりと言える準備をしておきましょう。
「どれでもいいと思います」では当事者意識が低いと思われます。
プロとして、自分の意見はすぐさま伝えられるようにしておくことが大切です。

ここでどれだけイメージをすり合わせられるかが今後の作業のカギとなります。
そのため、普段から情報収集を欠かさずに行い、ストックを貯めておきましょう。

MEMO
・デザインは絶対に具体的なイメージを見せて認識を合わせる!
・ペルソナから逆算してデザインを見せると話が進みやすい!
・複数案を見せるときは、自分の意見とその根拠を持っておくこと!

4.次の打ち合わせまでの課題を出す

打ち合わせの終わりには、次回までに解決すべき課題を確認します。
自分がすべき課題だけでなく、お客さんにも何かしら課題を持ち帰ってもらいます
例えば社内でのヒアリングやサイトに掲載する文章のイメージの共有など、作業を進めるにあたり必要となる作業をお客さんに行ってもらうのです。

「え、お客さんにお願いするのって申し訳なくない?」
と思う方もいるかもしれません。
けれど、私の経験上、むしろお客さんを巻き込んだ方がPJがスムーズに進みやすくなる傾向があります。
何故なら、単に話を聞いて作業を請け負っているだけだと、単なる「作業者」という意識が強く、一緒にPJを進める「パートナー」という認識が薄まるからです。

デザイナーサイドでできることをしながらも、ペルソナをしっかり考えてきてもらったり、社内でインタビューしてきてもらったりと、お客さんにも積極的にモノづくりに参加してもらう。
そうして「お金をもらうから下」ではなく、「一緒にモノづくりをしていく」という関係を築くことが理想になります。

次回までの課題を洗い出すことは、次のアクションを明確にするというだけでなく、「一緒にモノづくりをしていく」という意識を持つために重要となります。
ぜひ、忘れずに行いましょう。

MEMO
・打ち合わせの終わりには次の課題を確認!
・お客さんに課題を持ち帰ってもらえると巻き込みやすい!
・「一緒にモノ作りをしていく」という関係を作ることが理想!

まとめ

ここまでの話を振り返ると、ヒアリングで失敗しないためには以下の四つのコツトがあります。

  1. ゴールセッティングを初めに行う
  2. 問題を整理する
  3. 実際にモノを見せる
  4. 次の打ち合わせまでの課題を出す
ヒアリングで大事なのは、
「ゴールと成果物のイメージを明確に共有しながら、お客さんを巻き込みながら仕事を進める」
ということです。
どれだけ技術力があったとしても、それがお客さんの意図しているものと違ったら満足してもらえません。
ヒアリングをしっかり行い、「お客さんと一緒にモノ作りを行う」ことができるように努めましょう!

今回の記事では「ヒアリング」をテーマとした記事ですが、今後は「技術力を上げる方法」「単価を上げる方法」などの情報を発信していきます!
ぜひそちらも併せてお読みください!

私は普段、Twitterでも情報発信を行っています。
デザインに関する最新情報の紹介やフリーランス向けのノウハウなど、その日から使える情報を発信しています。
今後はブログの更新についてもTwitterでお知らせしますので、よかったらフォローをお願いします!

また、この記事への感想や相談事、「こんなことも知りたい!」といったことがありましたら、ぜひリプライやDMを送ってください!
「これはみんな気になっているからシェアした方がいいな」と思った情報は、詳細をまとめてブログで発信します!

最後に、株式会社蒼について紹介させてください。
弊社は現在コアメンバー四名と、腕に覚えのあるフリーランスエンジニア・デザイナー・マーケターを二十名ほど抱えています。
間接費を極限まで抑えながらも質の高い提案をできる体制を組むことで、多くのお客様のサポートをさせて頂いております
もし、

「新サービスやプロダクトのUI/UXデザインに悩んでいるから、スポットで助けて欲しい」
「WEBサイトをリニューアルしたいから、デザインから制作まで引き受けて欲しい」
「こんな経営課題があるんだけど、ITを使ってどんな解決策があるか相談してみたい」

といった悩みをお持ちの経営者様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください!
弊社HPの問い合わせフォーム私のTwitterへDMを頂けましたら迅速にお返事致します!
また、「こんなスキルがあるけど、蒼に参画して仕事をしたい!」というフリーランスの方もご連絡お待ちしています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です